【ルールとレビュー】銀杏都市(ギンコポリス)【ボードゲーム】

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みんなで作る銀杏都市で、うまく自分の陣地を広げよう

みんなで一つの都市を大きくしていく中で、うまく自分の陣地を広げ、得点を取るゲームです。他にあまり見ないシステムのゲームで、最初は全体像がつかみにくく、思ったように得点が取れないかもしれません。しかし、やることは”手札の4枚から1枚選ぶだけ”が基本なので、ルール自体はそれほど難しくないですし、1回プレイすれば次からはスムーズに楽しめると思うので、2回は遊んでほしいゲームです。

人数1~5人
時間45~90分
難しさ★★★★☆

ルール概要

※これは概要です。正確なルールは必ず説明書をお読みください。

準備

場に赤・黄・青の1~3の建物タイルを3×3の形にランダムで置き、それを囲うようにA~Lの都市化トークンをアルファベット順に置きます。
残った建物タイルは裏向きにしていくつかの山にします。

A~Lの都市化カード(12枚)と1~3の建物カード(9枚)を混ぜてシャッフルし、裏向きの山にして置きます。4~20の建物カードは後で探しやすいように色別に分けて数字順に並べて置いておきます。

プレイヤーは資源コマの中から自分の色を一色選び、18個(4人プレイ時)以外は箱に戻します。選んだ色のついたてを取ります。
この資源コマはゲーム中に手に入ります。プレイヤーごとに色が決まっていますが今の段階では自分のものではないので各々が取りやすい位置に置いておきましょう。 これをストックと呼びます。
選ばれなかった色の資源コマもすべて箱に戻します。

新たな手札トークンを2つ受け取ります。

右上に同じ番号が書かれた3枚の人物カードのセットをランダムに1つ受け取ります。
人物カードの左上に書かれた数の資源コマ、建物タイル、点数を受け取り、ついたての裏に置きます。
人物カードはついたての外に置きます。下段の左に書かれたアイコンの種類に応じて縦に並べると後で見やすくてよいでしょう。

スタートプレイヤーを決めて、全員が裏向きの山から4枚ずつカードを引き、ゲームスタートです。

ゲームの進行

ゲームは以下の3ステップを、終了条件が満たされるまで繰り返しプレイします。
1.カード一枚の選択
2.アクションの解決
3.次のラウンドの準備
この3ステップをラウンドと呼びます。

カード1枚の選択

各々が4枚の手札の中から1枚を選んで裏向きでついたての外に置きます。
どのカードを選ぶとどうなるかは次の”アクションの解決”のところで説明します。
実行したいアクションによっては建物タイルを使用します。その場合はついたての内側から持っているタイルを1枚選んで、選んだ裏向きの手札と一緒に置いておきます。

使わなかった3枚のカードを裏向きでついたての外に置きます。スタートプレイヤーカードを持っているプレイヤーは3枚のカードの上にスタートプレイヤーカードを置いて誰がスタートプレイヤーかわかるようにします。

アクションの解決

スタートプレイヤーから時計回りに、選んだカード(とタイル)に応じたアクションを実行します。

A.カードのみを伏せていた場合 (=活用)
資源コマや建物タイル、ときには点数を獲得できます。
何をどれくらい得られるかは出したカードによって異なります。

 1.都市化カード → 資源コマか建物タイルを1枚獲得します。
 2.建物カード → 対応する建物に応じたものを獲得します。
  赤:資源コマ 青:建物タイル 黄:点
  獲得できる個数はカードに書かれた建物がある階数と同じ個数です。


アクションを解決したら今プレイしたカードをして札置き場に捨てます。
ついたての外側に活用ボーナスを持ったカードがある場合、対応したものを得ます。

B.都市化カードと建物タイルを伏せていた場合 (=都市化)
新たな建物タイルを追加して、この都市を拡大します。

写真では下の方に置かれているタイルを省略しています。


 カードに対応する都市化トークンのところに伏せていた建物タイルを置きます。
 そのタイルの上についたての内側から資源コマを1個取って置きます。
 建設現場マーカーを1個置きます。

 都市化トークンを今置いた建物タイルの縦か横に新たに置きます。
 今置いた建物タイルに縦横に隣接しているすべての建物から、色と回数に応じたものを獲得します。

アクションを解決したら今プレイしたカードをして札置き場に捨てます。
ついたての外側に都市化ボーナスを持ったカードがある場合、対応したものを得ます。

C.建物カードと建物タイルを伏せていた場合 (=高層の建設)
今ある建物の上に新たな建物を建てて、階層を高くします。

 カードに対応する建物上に資源コマがある場合、それを所有者に返します。
 その建物の所有者が自分ではない場合、返されたコマの数だけ点数を得ます。

写真では今見ているタイル以外はすべて省略しています。


 伏せていたタイルをカードに対応する建物の上に置きます。
 置くタイルの番号が隠すタイルの番号より小さい場合、その差分だけ点数を支払います。
 置くタイルの色が隠すタイルの色と違う場合、資源コマ1個をストックに戻します。


 タイル上に今の階層の数だけ資源コマを置きます。
 建設現場マーカーを1個置きます。

 ついたての外側に高層の建設ボーナスを持ったカードがある場合、対応したものを得ます。


 今プレイしたカードをついたての外側に置きます。これ以降このカードはボーナスをもたらします。
 初期カードのように対応するアクションを行うと何か得られるもの(1~9)と、
 最終得点計算時に得点を得られるもの(10~20)があります。

 都市化、高層の建設は支払うものが足りない場合は実行できません。

次のラウンドの準備

全プレイヤーのアクションを解決したあと、今使わなかった3枚のカード(とスタートプレイヤーカード)を左の人に渡します。
そのあとスタートプレイヤーカードを受け取った人から順に山から1枚ずつ引き、右の人から受け取った3枚とあわせて4枚で次のラウンドを始めます。

細かいルール

山札が0枚になったらその瞬間に新しい山札を作ります。
 建設現場マーカーが置かれているタイルに対応したカードを4~20のカードの山から探し、捨て札置き場に追加します。建設現場マーカーは取り除きます。
 そのあと捨て札置き場のカードをシャッフルして新しい山札にします。

カード一枚を選択する前に新たな手札トークンを使用できます。
 ステップ1のカード選択の際、新たな手札トークンがあればそれを使用して手札4枚を捨て札にし、新たに4枚の手札を引くことができます。使用を宣言した人から順に引きます。
 これはゲーム開始時に2枚配られ、そのあともう増えることはありません。
 使わなかった場合、これはゲーム終了時に1枚2点になります。

ゲームの終了

建物タイルの山が尽きたとき、全員ついたてのタイルを好きなだけストックに戻すことができます。戻した1枚につき1点を得ます。
そのあと戻されたタイルをシャッフルして新たな建物タイルの山を作ります。

建物タイルの山がもう一度尽きたとき誰かが自分の資源コマをすべて都市に置いたとき、ゲームが終了します。
全員がそのラウンドのアクションの解決までして得点計算に移ります。
(資源コマを一度置ききったあと帰ってきた場合でもゲームは終了します)

ゲーム中に得られた点数
ゲーム終了時ボーナスを持つカードによる点
使わなかった手札トークン(1枚2点)
都市に置いた資源コマに応じた点 ←このあと詳しく説明します。
以上を合計して最も点数が高いプレイヤーが勝利です。

都市に置いた資源コマに応じた点数計算

同じ色のタイルが縦横2枚以上並んでいるひとかたまりを区画と呼びます。

各区画ごとにプレイヤーはタイル上の資源コマの数を比べます。
一番多く資源コマを置いているプレイヤーは、その区画のすべての資源コマ数の点数を得ます。
二番目に多く資源コマを置いているプレイヤーは、その区画の自分の資源コマ数の点数を得ます。
(1人だけが資源コマを置いている区画の場合、上記の両方の点数を得ます。)

左の写真の場合、まず右の赤い区画は白が3個、橙が2個資源コマを置いているので、白プレイヤーは5点、橙プレイヤーは2点得ます。黄色区画は橙プレイヤーが5点、緑プレイヤーが2点得ます。
左上の青の区画は緑プレイヤーしか資源コマを置いていないので、一位も二位も緑プレイヤーという扱いで5+2=7点得ます。
左下の赤いタイルは同じ色のタイルが隣接していないので区画ではなく、点数を得ることはできません。

数え終わった区画から資源コマを取り除いていくと数えやすいです。

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レビュー

独特なプレイ感で、はじめは思ったようにタイルが置けなくて難しいのかも、と感じましたが、2回目プレイした時は見通しもよくなってスムーズにプレイできました。
ラウンドごとに手札が入れ替わっていくので、カードに振り回される感も少しありますが、限られた手札をうまく使って区画をとれた時はテンションも上がります。個人的には運と選択のバランスが良いゲームだと思います。
最初は小さかった町が大きくなっていくのも楽しいですし、うまくカードを取れれば1アクションでたくさんの資源を得られたり、最終得点が大きく伸びたりして気持ちよさも味わえます。
最初にも言いましたがぜひ2回遊んでほしいゲームです。

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