

カラフルなダイスでステンドグラスを完成させよう

たくさんのダイスの中から盤面の条件に合うダイスを選んで配置し、自分だけのステンドグラスを完成させるゲームです。ダイスをたくさん振りたい方や、きれいなアートワークのゲームを探している方におススメです。
また、他人の妨害はほとんど考えなくてもいいため、攻撃や妨害に苦手意識のある方も楽しめると思います。
人数 | 1~4人 |
時間 | 45~60分 |
難しさ | ★★☆☆☆ |
ルール概要
※これは概要です。正確なルールは必ず説明書をお読みください。
準備
個人ボード、個人目標カード、窓パターンカード2枚を受け取り、窓パターン4種類(2枚の表裏)の中から1つを選び、個人ボードに差し込みます。選んだ窓パターンカード右下の難易度の数だけトークンを受け取ります。


ラウンドトラック、道具カード3枚、共通目標カードを場の中央に置きます。

ゲームスタート
スタートプレイヤーはバッグから人数によって決まった数(2人:5個/3人:7個/4人:9個)のダイスをランダムに取り、すべて振ります。そのあとスタートプレイヤーから時計回りにダイスを1つずつ取って、すぐに自分の窓に配置します。
ダイスを置ける場所には制約があり、色のついた窓にはその色のダイスしか置けず、出目の書かれた窓はその出目しか置けません。また、縦横に同じ色、同じ数字のダイスを置くことができません。
1つ目のダイスは外周の窓にのみ置くことが可能です。


全員が1つ目のダイスを取ったら、今度は今ダイスを取った人から反時計回りにもう1つずつダイスを取っていきます。1つ目のダイスを最後に取った人は2つ連続でダイスを取ることになります。
2つ目以降のダイスは今までに置かれているダイスと縦横斜めに隣接している場所にのみ置くことが可能です。

こうして全員が2個ずつダイスを取ったら、余ったダイスをラウンドトラックの1のところに置きます。
これで1ラウンドが終了です。スタートプレイヤーが左隣に移って次のラウンドを始めます。
これを10ラウンドまで繰り返し、最後に得点計算をして勝者が決まります。
↓ダイスが置ける場所の例(1~2ラウンド目まで)




パスと道具カード
プレイヤーは自分の番でダイスを取らずパスすることもできます。しかしパスをすると最終的に取れるダイスの数が減ることになるのでできる限りパスはしない方がいいでしょう。
プレイヤーは自分の番でダイスを取る前か後に一度だけ道具カードを使うことができます。
使いたい道具カードの上にすでにトークンが置かれていれば2つ、置かれていなければ1つのトークンを置くと書かれた能力を使うことができます。
トークンがあれば、次の自分の番でまた道具カードを使うことができます。

得点計算
10ラウンドが終了したら得点計算です。
3つの共通目標カードの条件は満たしている回数分、左下の得点を得ます。
個人目標カードは指定された色のダイスの出目の合計の得点を得ます。
使わずに残ったトークン×1点得ます。
ダイスを置けなかった窓×1点失います。
以上の合計が最も高いプレイヤーが勝者です。
![]() | 価格:6,050円 |

レビュー
他プレイヤーと点数を競うゲームですが、うまく自分のステンドグラスが完成すれば勝てなくても十分な満足感に浸れました。
他人の盤面を気にせず自分だけに集中すればいいですし、基本は取って置くだけなので、ボードゲーム初心者でも慣れているプレイヤーとでもきっと楽しめます。
あからさまな妨害などはないですが、選べるダイスや道具カードを使うタイミングなど、他人の選択によって自分の選択も左右されるのでソロプレイのような感じにはならずに楽しめました。
振られたダイスの色や出目によってはどうしようもない時もあるかもしれませんが、それもまたこのゲームの面白さといえるでしょう。
タイトル | SAGRADA(サグラダ) |
ゲームデザイン | Daryl Andrews Adrian Adameseu |
グラフィックデザイン・イラスト | Peter Wocken Design LLC |
出版元 | Floodgate Games |
日本語版販売元 | Engames |
対象年齢 | 13歳以上 |
拡張があれば6人まで遊ぶことができます。
![]() | 価格:3,850円 |

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